創製品を羽翼にのせて命をつなぐ
サーキュラーエコノミーに取組む
宝創技研工業株式会社
土を労り
地を想い
農を考察する
宝創技研工業はSDGsに取り組んでいます
SDGs(持続可能な開発目標)とは、貧困、不平等・格差、気候変動による影響など、世界のさまざまな問題を根本的に解決し、すべての人たちにとってより良い世界をつくるために設定された、世界共通の17の目標です。
宝創技研工業株式会社では、その中でも重点的に以下5項目について取り組んでおります。
7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
11. 住み続けられるまちづくりを
13. 気候変動に具体的な対策を
15. 陸の豊かさも守ろう
1回・1g・1cc低減運動展開中
これは、農薬使用を1回でも・1gでも・1ccでも減らす努力をしないと、生産者・加工業者・消費者など多くの人々が農薬の被害者になり、次世代の人々が活躍できなくなることが懸念されるため、すべての生き物の生命を守る取り組みとして宝創技研工業が独自に提唱している運動です。
当社のPP除草道具は、荷造り用紐(通称PPバンド)をリサイクルして製造する方法でサーキュラーエコノミーを実践しSDGS活動に取り組んでいます。
事業紹介
ヘーゼルナッツの栽培
高温や低温に耐えるヘーゼルナッツの苗木を長野県の会社から取り寄せ、栽培をし、増加している空き農地の保全対策をしています。今後植樹を増やし、生産・加工・販売・管理まで六次化を目指しています。
多層構造の温室(特許出願中)
この近未来型温室は骨組みのフレームを、それぞれ間隔をあけて二重又は三重の多層構造とし、その間に輻射熱発生材を充填し、外気温と室内の温度を太陽光エネルギーだけを用いて連動コントロールを可能にしたもので、温室内部の温度を上げたり室外の(例えば、積雪があれば融雪を早める等)接触部分の温度を上げて溶かしたり、太陽光任せの方式ですが、実験では通常一枚張りの温室より輻射熱発生材の材質にもよりますが、2.5倍から5倍の温度上昇が確認されました。
特に顕著なのは内部温度の立ち上がりが早いという結果が出ました。温度上昇が早く完了すれば、この輻射熱発生材を格納し太陽光を直接浴びさせ光合成を活発に行わせることにより、生長が早まり収穫・出荷にも影響が出ると考えます。
日照時間が短い冬期では栽培作物の生長に大きく影響すると考えます。
また、暖房も化石燃料を使用しないので環境汚染の心配がない温室として重宝されます。
デメリットとしては、フレームの単一構造より少々コスト高になることです。