会社概要
ごあいさつ
宝創技研工業株式会社代表の木村でございます。
私は、幼少期から携わってきた農業と現在の農業の違いに疑問を持ち「何とかしなければ生活の糧となる食料生産のための農地がダメになる」との懸念からも行動を起こすことを考えていました。
幼少期から令和の時代までの農業の変遷を辿って見ると、農地や農道、用排水路などは昔より整備され作物栽培には適した環境に変わってきました。作業方法も手作業から現在は機械化が大幅に進み作業的には大分「楽」にはなりました。
しかし、一方で決定的に違うのが水田や畑、山間地に数多く生存していた生き物(例えば、ドジョウや鮒などの小魚、清流に住むといわれるホタル、秋に発生するイナゴ等々)が年々減少し激減してきたのです。
近代化とは逆に崩壊していく大事な生命、貴重な資源の存在は見向きもされず無視され続けています。現在はなかなか見ることさえ出来ない蛍も昔は、農道を歩けばいたるところで見る事ができました。農薬使用を連年繰り返した結果、様々な生き物が減ってきたのです。
僅か数十年で地球上の生き物の生態系をも崩壊させてきた現在の農業のやり方や、その他の真相を究明すべく様々な調査も同時に検証しながらSDGsへの取組みを世界から取り残されないように加速させたいと考えております。
また、我が国のガン発生率は2人に1人という驚愕の結果が出ています。専門家の中には農薬や食品添加物との関係を指摘する声もあります。
農業を取り巻く環境も大きく変化して、人口の減少や農業従事者・後継者も減少、農地は休耕田が増え、さらに、荒廃化が急速に進み、食料自給率は低下し続け、加えて、コロナ禍で米価が下落、物価の高騰等々、明るい話題は何一つ見当たらないのが現状です。
東日本大震災で罹災し、その時に体験した飲用水不足の経験と転居後に野良猫が敷地内の人目に付く場所で息絶えた悲惨な農薬中毒死を見た時は、『人間に警鐘を鳴らしたんだな、私に助けを求めたんだな』と真剣に受け止め、60代半ばにもかかわらず起業し、この共通の問題を改善いたいという強い思いこそが、研究開発をするきっかけとなりました。
震災以前に取り組んでいた廃棄物(リサイクル)による農薬代替品の開発構想をはじめ、実験を繰り返し、良好な結果が得られたため、植物生長防止材(特許出願中)の販売と近未来型温室(特許出願済)の販売が可能になるまでに至りました。
現在、約5,000種類あると言われている農薬の使用を極限まで減らす運動(1回・1g・1cc低減運動展開中)や、既存のルールに染まらず、従来の問題を技術で改善し現状を超える一番シンプルな物、シンプルなやり方の「造形デザイン」を追究した結果、未曽有の植物生長防止材を自ら考案、これを蔓延る雑草に対し数々の実験を繰り返した結果、雑草対策用品の市場を席巻する可能性を秘めた植物生長防止材を創製しました。これを羽翼にのせて世界各地に届け命を繋いでいきたいと考えております。
開発にあたっては、先ず初めに独自のポリシーを策定しました。
第一には、全ての生きもの(人間・魚介類・昆虫・微生物・鳥類・植物等々全般)が苦しんだり、死滅したりしない方法を講じること。
第二に、何かの目的を達成するために新たな資源を使わないこと。
第三に、新たなゴミ問題や不必要なものを発生させないこと。やむを得ず生じる場合には最小限度に抑えること。
第四に、高額の費用が掛からないこと。
第五に、長期に持続可能なものであること。
第六に、新たな公害を発生させないこと。
第七に、誰でも簡単に取り扱いができること。
第八に、繰り返し使用できること。
第九に、小規模から大規模まで対応できること。
第十に、災害の未然防止材としても使える事。
第十一に、汎用性が高い事。
第十二に、容易に加工しやすい事。
第十三に、世界中で誰でも使える事。
第十四に、色彩で住環境を変えることが出来るものであること。
第十五に、 地表だけでなく水中でも使えるものであること。
など十五項目に要約し策定しました。
地球温暖化や温室効果ガス問題が世界中で叫ばれている中、私の取組みは微々たるものですが、本創製品を実践することにより、何らかの変化が生じると考えております。
弊社の製品が皆様のお手元に届きますように。
皆様のご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。
2022年9月 宝創技研工業株式会社
代表取締役 木村 久義
表彰実績
【受賞歴】
仙台ビジネスグランプリ2002
都市型成長産業部門 奨励賞
第34回みやぎ発明くふう展
日刊工業新聞社 東北・北海道総局長賞
日刊工業新聞社2021年12月14日掲載
会社案内
会社名
宝創技研工業株式会社
住所
宮城県登米市中田町宝江新井田字六丁目141
TEL
FAX
0220-23-8086
営業時間
8:00~17:00
休業日
土曜・日曜